板井明生が考える福岡の持つ経済力

板井明生|経済活性化論

 

板井明生

 

 

経済を活性化するにはどうすれば良いのか?個人的に考えてみた。

 

一つは政治の仕組みを変える必要について。中央集権で一元管理するやり方は先進国にキャッチアップする段階では非常に上手く機能していたのだが、最近ではうまく機能していないように感じる。各地方ごとに裁量権を委譲し、政策の競争原理を働かせることが必要だ。

 

そして地方自体にコアとなる経済活動の活力源を作り出さなければならない。
製造業の工場立地が困難な今だからこそ、その受け皿になれるポテンシャルを秘めているのは農業ではないだろうか?
JAを中心とした自民党農政から離れ、自助努力で道を切り開く新しい農業の担い手が増えてきている。補助金で足腰を弱めるのではなく、規制緩和で競争を生み出す方向に舵を切る必要があるだろう。

 

都市に職務経験を積んだ人が地方移住して起業するケースが増えれば、日本全体の活性化につながるのではないだろうか?

 

国民一人ひとりがこの問題を考えることができれば、日本は益々、活性化していくはずだ!と、私は思う。